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【シャンプー剤基礎知識】シリコンの役割と2種類あるシリコンついてざっくり解説します!

カミケン方木田店

 

だいぶ空いてしまいました。

深夜営業、半個室、マンツーマン営業スタイルの

kamiken.方木田店の大橋です。

以前やたら流行っていた

【ノンシリコンシャンプー】

もうあまり聞かなくなりましたが

こちらもよく質問いただいておりましたので

今回シリコンについて簡単に

説明していきたいと思います。


まずシャンプーやトリートメントに入っている

シリコンの役割は何なのかから行きます。

1:毛髪の保護

2:手触り向上

3:艶

おおまかに出しますとこの3つ。

そして

メリット

※皮膜を作る。

※皮膜形成により摩擦によるダメージを緩和する。

※艶,手触り指通りがよくなる。

デメリット

※皮膜形成

※有効成分が入りずらくなる。

(トリートメント成分やカラー、パーマの成分など)

※色、パーマがかかりずらくなる。

※せっかく髪に良い成分もよせつけなくなる。

※重ね付けていくことによりベタつく。

このような感じでしょうか。

それともう一つ良く言われていた

頭皮の毛穴などを詰まらせる

それにより悪影響をおよぼすと言われていましたが

そのような事実は無い

と証明されていますので安心してください。


次は種類について行きます。

意外と知られていないかもしれませんが

シャンプー、主にトリートメントに使用されているシリコンは

2種類になります。

※鎖状シリコン ジメチコン
※環状シリコン シクロメチコン  等

分子の結合状態でこのような表現になってます。

わかりやすく例えますと

鎖状=油性
環状=水性

といった感じでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=LLmevuIhfR4

 

わかりきった動画でしたが

下の方の特性のシリコンの方が

上記のデメリットをかなり軽減できることになります。

洗う時に取れて有効成分の浸透を妨げず

必要な時だけ髪を保護してくれるからです。

もちろん残留もしにくいので

毎日使用して重ね塗りでベットリ重くなることもありません。

なにかしら髪にストレスがある現代人の髪には

この水性にあたるシリコンが良いと思います。

そして油性にあたるシリコンも

かなり傷んでしまっている髪を保護する

という意味では適していると思います。


色々と諸説はありますが

【シリコンは絶対悪ではない】

中途半端な答えとなってしまいましたが

かなり良いシャンプーにも

極微量配合してあるものもある(洗髪時の毛髪同士の摩擦軽減)ようですので

今ご使用のシャンプー、トリートメントを

見直して現在の髪の状態に適している物に

替えるのも一興かと思います。

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