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あまり語られていないホームカラーとサロンカラーの違い。
最終受付が22時までのkamiken.方木田店の大橋です。
今回もかなり久しぶりの投稿となりますのでマニアックな内容で行きたいと思います!
ホームとサロンのカラーの違いを今の所検索いたしますと
1、薬剤の強さ(過酸化水素の濃度、市販は高濃度のみ)
2、塗り分けによるダメージコントロール(過酸化水素の濃度の部分による使い分け)
3、色の幅(種類)
4、後処理の違い(アルカリ除去、サロンと市販のシャンプートリートメントの違い)
と上記の内容の物が大半でてくると思います。
他にも色々あると思いますが今回はこの中には当てはまらない違いについて書いてきたいと思います。
市販のカラー剤とサロンカラー剤の違いを今回は2つの表(グラフ)を使って簡単に説明していきます!
まずは市販のカラー剤の表になります。
青い線が最初に髪にカラー剤を着けた所のグラフで赤い色が最後にカラー剤をつけたところになります。
お次はサロンカラー剤の表。
青と赤の線の意味は先程と同じです。
この2つの表から何を伝えたいかと言いますとカラー剤の「作用の速さ」と「ムラ」と「シャンプーしてカラー剤を流した後の残留の度合い」を表しています。
まず市販のカラー剤の作用は緩やかです。なぜそのように作られているかと言いますと市販カラー剤は自分で塗布する事と極力ムラが出ないように考えて作られていますので最初に塗った所と最後に塗った所の差があまり出ないように緩やかになってます。
中央付近の縦の矢印の幅が狭い所がそれを表しています。
それでもやはりムラになってしまうのは塗布量だったり体温の影響で部分により作用する速さが変わってしまったり等の影響が出てきてしまします。
もちろん我々美容師はそれらを見極めて塗布していますしサロンカラー剤は美容師が使う事を前提に作られていますので作用するのも市販のよりも早いのですがそこはスピードや作用しやすい所からなど計算して塗布しています。
表のシャンプーの点線より右側の線はカラー剤を流しても毛髪内に残って作用しているのを表しているのですが髪を染めるのに理屈は同じなのですがこの違いでも髪にかかる負担はだいぶ違ってきます。
自分でホームカラーをしてみてサロンカラーとの違いを実感したお客様からよく質問されますので今回は違った角度からのカラーの違いを書かせて頂きました。
今回はホームカラーとサロンカラーの違いで余り語られていないカラーした後のカラー剤の作用による残留の違いについてになりましたがこの違いもあるんだなと思っていただければ幸いであります!
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株式会社 髪研|2005年の1号店(福島市清明町)が深夜営業サロンとして話題になり、2009年に法人化し2号店(福島市黒岩)を出店。全席個室&個別対応のおもてなしを軸に、美髪エステ専門店やメンズ美容サロンなども展開中|現在は福島市と郡山市にグループ10店舗を展開中。